二ヶ月のプロジェクト

RPA女子プロジェクトでのお仕事。

■ 2019年8月の足跡 ■

ブログ

ブログに最初の記事を投稿して以来、二ヶ月が過ぎてしまいました。
この間 RPA女子プロジェクトでロボットの開発とサポートをしていました。当初、一ヶ月の予定でしたが諸々あって延長になりました。現在も一部は継続されています。

RPA女子プロジェクトとは、リモート就職をしたい女性を対象としてRPAのラーニングを行い、リモートとRPA双方の技術を身につけるものです。双方であることが特徴的で、仮にRPAが不向きであってもリモートのノウハウを知り得ますし、逆にリモートではなくRPAで外に仕事を見つけることもできます。実際、RPAでリモートという案件はまだ少なく今後の展開次第になりますが、その一環として定期的にRPA女子で部品ロボットを作るプロジェクトがあります。

今回はその第三弾になります。私は第二弾から参加していますが、前回と比べて規模も大きくロボット開発の難易度も上がりました。何より「設計」→「開発」→「テスト」そのサポートまでの大半をRPA女子(ラーニング終了から1年未満)で行う実験的なプロジェクトでした。ロボットを市場に出す前に専門の方の最終チェックが入ります。
今回が初参加のRPA女子が半分以上を締めていたこともあり、戸惑いと緊張と不安がありました。

ラーニングでは一通りの学習の後、OJTと呼ばれる実務に模した形でロボットを3体作成しますが、いずれも学習課程にない発想が求められ自力で解決することが前提になっていました。約2週間の間、夢にまでRPAを考え続け、インターネットの向こうで同様に悩んでいる同期がいることを励みに完成させたロボット。そして実際にお仕事で担当するロボットは前回の第二弾ですらOJTより数段上のレベルでしたが、OJTをやれたのだから何とかなるだろう。困ったら今度は同期と相談できるじゃないか。そう思えたから踏み出せたと思います。

RPA女子のRPA経験値は高いものではありませんが、中にはSEもプログラマーももちろんおります。そして文系理系関係なくそれぞれの分野の人達の集合体ですから、リモートで意見を繰り返すと他にないナレッジベースが構築されていきます。一人では体験しきれないトライアルアンドエラーがそこにあります。
ここでは「わからない」と発信すること「できなかった」と伝えることは「解決策」と同じ価値を持っています。アイデアは求めるだけではなく与えなければならないもので、与えるとは自分の今やっていることを伝えることだと思います。

プロジェクト終了後も私たちのログはしばらく残されるそうですが、あまりに多くて網羅できないというより、関われなかった基幹システムについては読んでもよくわからないというのが正直なところです、自分の担当したものと、サポートできたものに関するBizRobo!のアクションステップをブログにまとめていきたいと思っています。その前に色々な見解が交差するRPA女子プロジェクトに対する私の立ち位置を書いて見ました。
実験性の高いプロジェクトなので、非常に多面性があり立場が違えば全く違う捉え方もあると思います、状況により続けるも離れるもあり、私は中で揉まれることを選びました。「随処に主となれば立処皆真なり」 プロジェクトに関わった全てのみなさんに感謝して先に進みます。